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佐世保市の住宅ローン金利まとめ!注文住宅に欠かせないローン選びのポイント

佐世保市の住宅ローン金利まとめ!注文住宅に欠かせないローン選びのポイント

佐世保市で家を建てるにあたって、住宅ローン選びにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

理想の家づくりを叶えるには、自身のライフスタイルを軸に、総合的かつ長期的な視点で住宅ローンを選ぶことが大切です。

そこで今回は、住宅ローンの基本から、佐世保市の主要金融機関の金利比較、ローン選びのポイントまで詳しく解説します。

佐世保市で注文住宅の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

押さえておきたい住宅ローンの基本

押さえておきたい住宅ローンの基本

はじめに、住宅ローンの基本となる以下の3つについて解説します。

  • 住宅ローンとは?
  • 金利とは?
  • 「つなぎ融資」と「分割融資」とは?

順番に見ていきましょう。

住宅ローンとは?

住宅ローンとは、家を新たに建築・購入する際に利用できる長期貸付(ローン)制度のことです。

注文住宅の購入費用は一般的に3,000万円〜5,000万円程度と言われており、このような大金を一度に支払える人はほとんどいません。

しかし、住宅ローンを利用すれば銀行などの金融機関からお金を借りられるため、購入時に資金が足りなくても家を買うことが可能です。

完済までには30年以上かかる場合が多く、住宅購入後の生活における主要コストの一つになりうるでしょう。

金利とは?

金利は、住宅ローンで借りたお金(元金)に発生する「利息」(レンタル料のようなもの)の割合を決めるものです。

たとえば、3,000万円を金利1%で借りた場合、3,000万円×1%=30万円が利息となるため、借り手は元金3,000万円に利息30万円を加えた、合計3,030万円を貸し手に返さなければなりません。

住宅ローンの金利には、借入期間中の金利が変わらない「固定金利型」、市場の状況によって金利が上下する「変動金利型」、そして、5年もしくは10年などの一定期間が固定金利となる「固定金利期間選択型」の3タイプがあり、金融機関によって設定が異なります。

わずかな金利の違いが総返済額に影響するため、金利タイプは住宅ローンを選ぶにあたって特に重要な要素と言えるでしょう。

住宅ローンの金利についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください

>>「注文住宅の住宅ローンはどの金利タイプがおすすめ?金利タイプごとのメリット・デメリットを解説

「つなぎ融資」と「分割融資」とは?

注文住宅の引渡しまでには、土地購入、契約、着工など各段階ごとに支払いが発生します。

しかし、住宅ローンは家の引き渡し時に融資が実行されることが多いため、それ以前に発生する支払いには充当できません。

そこで利用できるのが「つなぎ融資」または「分割融資」です。

つなぎ融資はその名の通り、住宅ローンの融資実行までの”つなぎ”として利用できる独立したローンで、一方、分割融資は住宅ローンそのものを住宅引渡し前から複数回に分けて実行してもらえる制度を指します。

それぞれ金融機関によって導入の有無や利用条件などが異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

【2025年】佐世保市の住宅ローン金利情報

【2025年】佐世保市の住宅ローン金利情報

ここでは、佐世保市の主要金融機関の住宅ローンについて見ていきましょう。

  • 主要金融機関の金利比較
  • UIJターン者専用住宅ローン「つんのーで」

移住者専用の住宅ローンもあるので、併せて紹介します。

主要金融機関の金利比較

金融機関名金利タイプ適用金利(年利)貸付期間
十八親和銀行変動金利型0.875%~最長50年
固定金利型1.85%~2.35%
長崎銀行変動金利型0.875%~最長40年
固定金利型1.700%~2.300%
JAながさき西海変動金利型1.175%~最長40年
固定金利型1.90%~2.25%
フラット35固定金利型1.430%~3.860%最長35年
※2025年5月時点の情報。最新の金利は各金融機関の窓口・公式Webサイトでご確認ください

十八親和銀行や長崎銀行などの地方銀行では、複数の住宅ローン商品が用意されており、固定金利型と変動金利型の両方から、自分に合った金利タイプを選びやすいのが特徴です。

一方、JAながさき西海の住宅ローンは、他の銀行と比べてやや金利が高めに設定されているものの、オール電化住宅を契約した場合に金利が引き下げられるなど、独自の優遇制度がある点が魅力と言えます。

また、全国で利用できる「フラット35」は「全期間固定金利型」の住宅ローンです。

金利水準は他の金融機関よりも高めですが、将来の金利上昇リスクがないことや、雇用形態に関係なく申し込みやすい点から、安定した資金計画を立てたい方におすすめです。

UIJターン者専用住宅ローン「つんのーで」

西海みずき信用組合では、長崎県内へのUIJターン者向けの住宅ローン「つんのーで」を提供しています。

貸付金額最大2,000万円、貸付期間は最長35年と一般的な住宅ローンと同様に利用できるほか、最大0.800%の金利減可能な優遇項目も設定されているため、佐世保市への移住を考えている場合、選択肢の一つとなるでしょう。

後悔しない住宅ローン選びのポイント

後悔しない住宅ローン選びのポイント

自分に合った住宅ローンを選ぶには、以下の3つの点がポイントとなります。

  • 返済シミュレーションを行う
  • 諸費用を確認する
  • 団体信用生命保険(団信)の保障内容を確認する

金利だけでなく、制度全体を確認することが大切です。

返済シミュレーションを行う

住宅ローンを借りる際は、事前のシミュレーションが大切です。

自身の年収に加え、「金利」「総返済額」「月々の返済額」の3点も把握しておきましょう。

なお、シミュレーションには、各金融機関が提供するシミュレーションツールを利用するのがおすすめです。

借入額や金利、返済期間などを入力するだけで月々の返済額を自動で計算してくれるほか、年収や希望条件などからおすすめのローンを診断してくれるものもあります。

住宅ローンを比較検討する際は、シミュレーションツールを活用し、無理のない資金計画を立てましょう。

住宅ローンの利用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

>>「【佐世保市で注文住宅】住宅ローンを利用できる年収と月々の返済額の目安をシミュレーション

諸費用を確認する

諸費用とは、事務手数料や保証料など住宅ローンの利用に付随して発生する費用のことです。

諸費用は金融機関ごとに設定が異なるため、「金利の低さで選んだのに、いざ契約を進めると保証料や事務手数料が高く、結局割高になってしまった」というケースも少なくありません。

たとえば保証料の場合、契約時にまとめて支払う「一括払い型」と月々の返済額に保証料を含める「金利上乗せ型」の2種類があり、後者の方が高くなりやすい傾向にあります。

このように、わずかな差異が総返済額に影響するため、諸費用も含めた金額で住宅ローンを選ぶことがポイントです。

団体信用生命保険(団信)の保障内容を確認する

団体生命保険(団信)とは、住宅ローンの契約者が死亡もしくは高度障害状態になった場合、生命保険会社が契約者に代わってローンの支払いを行う保険です。

住宅ローンにはおよそ30年以上の返済期間があるため、途中で契約者が事故に遭ったり、命を落としたりする可能性も低くないのが実情です。

しかし、そのような場合でも、団信に加入していれば保険会社がローン残高を肩代わりしてくれるため、残された家族に負担がかかりません。

より広範なリスクヘッジを行いたい場合は死亡だけでなく、がんなどの3大疾病もカバーする団信がおすすめと言えるでしょう。

住宅ローン申し込みの流れ

住宅ローン申し込みの流れ

住宅ローンの申し込みに関する一般的な流れは以下の通りです。

  • 事前審査(仮審査)
  • 本審査(正式審査)
  • 契約
  • 融資実行

それぞれ詳しく見ていきましょう。

事前審査(仮審査)

注文住宅の場合、ハウスメーカーと住宅プランが決まり、土地の選定が固まった段階で住宅ローンの事前審査に申し込みます。

事前審査では申請者の世帯年収や信用情報がチェックされ、金融機関から融資可能な人物であるかが判断されます。

他のローン返済が滞っていたり、過去に滞納記録などがある場合、融資を受けられなくなる可能性がある点に注意しましょう。

本審査(正式審査)

無事に事前審査を通過したら、住宅の建築契約を結び、ローンの本審査へと進みます。

ここでは、事前審査よりもさらに詳細なチェックが入り、工事請負契約書や見積書など、家の建築工事に関する書類の提出も求められます。

工事担当者と連絡を取り、必要書類をスムーズに揃えられるようにしておきましょう。

契約

本審査通過をもって、正式に住宅ローンの契約が行われます。

借入額や金利、返済期間などを改めて確認し、問題なければ金融機関と手続きを進めていきましょう。

契約手続きには住民票や印鑑証明などの書類に加え、工事関連の書類の提出が再度求められる場合があります。

必要書類は前もって金融機関の担当者に確認しておくのがおすすめです。

融資実行

ローン契約が完了したら、あとは融資が実行されるのを待つのみです。

ただし、住宅ローンの融資は一般的に家の引き渡し後に実行されます。

そのため、工事の着工金や中間金といった、引渡し前に発生する費用については自費で支払わなければならない点に注意しましょう。

頭金の準備が難しい場合、つなぎ融資や分割融資を利用するのも一つの手です。

佐世保市の注文住宅に関する資金計画は永代ハウスにご相談を

住宅ローンを選ぶ際は、金利の比較だけでなく、制度そのものの理解と、金融機関ごとの特色や諸費用なども押さえることが大切です。

とはいえ、専門的な部分は分かりづく、色々調べたものの決めかねるという方もいるでしょう。

永代ハウスでは、注文住宅の建築だけでなく、資金面でのご相談も承っております。

佐世保市で注文住宅の購入をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。