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暮らしをかしこく。
Live in eco-friendly.
The importance of life cycle cost.
ライフサイクルコストを考える
●ライフサイクルコスト
家がつくられてから企画・設計・建設・運用を経て、修繕を行い、最後に解体されるまでに必要となるすべての費用を合計したものです。住宅を取り巻く費用は建築費、修繕費、光熱費の3つが挙げられます。住宅は決して安い買い物ではありません。総合的な費用の把握は、その人のライフプランに大きな影響を与えるため、お金の出入りを把握する必要があります。まずは、新築一戸建てを建てた後の生活にかかる費用が何にどれくらいかかるか、考えてみましょう。
●高性能住宅は長期的に見ると、光熱費がおトク
「大きなローンを組む建築費を少しでも抑えたい」というのは誰もが思うことです。しかし、建築費のことだけを考えて住まいづくりを進めてしまうと、住みはじめてから思った以上に光熱費や修繕費がかかり、トータルで見たライフサイクルコストが高くついてしまう結果になります。建設時からイニシャルコストをかけて高性能住宅を建てると、長期的にみてメンテナンスコストやエネルギーコストを抑えることができます。将来の暮らしのためにも、初めから準備しておくことが必要です。
Standard of the eco-friendly house.
省エネ住宅の基準
●省エネルギー対策等級
国土交通省が定めた「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)」の中で規定された住宅性能表示制度の評価基準のこと。家づくりでよく耳にする「断熱性能等級」は、省エネルギー対策等級の一つです。「一次エネルギー消費量等級」も省エネルギー対策等級に含まれ、消費量が少ない程、等級が高くなります。ここでいう一次エネルギーは、太陽光、水力、風力といった、自然界から得た再生可能エネルギーのことを指します。
●ZEH基準
ZEHとは「ネットゼロエネルギーハウス」の略。家で使うエネルギー(暖房、冷房、換気、照明、給湯)より、家でつくるエネルギーがより多く、実質的に使うエネルギーがゼロ以下になる家のこと。断熱性や省エネ性を高めることによって創エネ(太陽光搭載)をしなくても「一次エネルギー消費量がゼロの住宅」を実現できれば、ZEHの基準を満たすことができます。「断熱性能等級」は、この省エネルギー対策等級のうちの一つです。
●永代ハウスの住まいは省エネ等級6×断熱等級6
ここまで「断熱性が高いと冷暖房費ダウン+建築段階で性能に費用をかけることは重要」とお伝えしてきましたが、永代ハウスの住まいは省エネ等級6とHEAT20G2が標準仕様です。断熱性が高いと、室内の温度や湿度を適度に保つことができて、体調を崩しにくく、ウイルス感染など引き起こしづらくなります。環境にやさしいだけでなく、医療費の削減にも貢献できるのです。また、性能が良くなることで住まいが長持ちすると、照明器具や給湯器等の交換期間が延び、メンテナンス費用削減にもつながります。コスト面と家族・住まいの健康両方に効果的な住まいが、私たちの省エネ住宅です。
ZEH普及目標及び普及実績
ZEH(ゼッチ)とは、住宅の断熱性能や設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用化によって、エネルギーを消費するよりも、住宅で創り出すエネルギーのほうが上回る、もしくはその差がゼロになる住まいです。
そんな省エネルギーの家を50%以上にすることを目標にかかげ、取り組んでおります。
〜ZEH普及目標及び普及実績〜
2020年度 新築普及実績0% 既存住宅普及実績0%
2021年度 新築普及実績0% 既存住宅普及実績0%
2022年度 新築普及実績32% 既存住宅普及実績0%
2023年度 新築普及実績6% 既存住宅普及実績0%
2025年度 新築普及目標50% 既存住宅普及目標50%