佐世保市で家を建てたいとお考えではありませんか?
しかし、住み心地や交通の利便性など、実際の暮らしやすさが気になる方も多いでしょう。
そこで、この記事では、佐世保市の魅力や特徴、注文住宅におすすめのエリアまで詳しく解説します。
目次
佐世保市の概要

項目 | 詳細 |
---|---|
人口 | 227,651 人 |
総面積 | 426.01 k㎡ |
平均気温 | 18.9 ℃ |
持家数 | 59,930 戸 / 105,580戸 |
移住者数(Uターン・Iターン者数) | 236人(2024年度) |
佐世保市は長崎県北部に位置し、九十九島をはじめとする美しい自然に囲まれたまちです。
県内では長崎市に次いで2番目に人口が多く、米海軍基地があることから多様な文化が交わる国際色豊かな都市としても知られています。
年間を通じて比較的温暖な気候で、冬でも氷点下になる日はほとんどありません。
気温の変化が穏やかなため、季節を問わず過ごしやすいのが特徴です。
また、佐世保市内に建つ約105,000戸の住宅のうち、持ち家は約59,000戸と、全体の半数以上が持ち家で占められており、多くの世帯が“住まいの安定”を重視している地域であることがうかがえます。
住みやすいまち・佐世保市の魅力

ここでは、佐世保市の「住みやすさ」を支える3つの魅力について解説します。
- 子育てしやすい環境が整っている
- 高齢者支援が手厚い
- 周辺都市へのアクセスが良い
それぞれ見ていきましょう。
子育てしやすい環境が整っている
佐世保市は、子育て世帯への支援が充実しているまちです。
児童手当や医療費助成制度により、乳幼児から18歳までの子どもを対象とした経済的サポートを受けられるほか、市内で遠距離通学をする小中学生には通学費の補助もあります。
さらに、市内10カ所に設置された「地域子育て支援センター」では、育児相談や親子交流イベントが行われており、地域ぐるみで子育てを支える体制が整っています。
加えて、「ハウステンボス」や「九十九島パールシーリゾート」など親子で楽しめる施設も多く、自然やカルチャーを身近に感じながら暮らせる点も魅力の一つと言えるでしょう。
佐世保市の子育て支援について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
>>「佐世保市が子育て世帯から人気の理由は?子育て支援の内容をチェック」
高齢者支援が手厚い
佐世保市では高齢化の進行に伴い、高齢者支援に力を入れています。
市内には124カ所の老人ホームやグループホーム、さらに12カ所のサービス付き高齢者向け住宅が整備(※)されており、希望に応じた住まいの選択が可能です。
また、認知症患者およびその家族と地域の支援者が交流できる「認知症カフェ」も市内に10カ所設けられ、介護や見守りの体制も整っています。
このような点から、高齢の親の近くで暮らしたい方や、安心して老後を過ごしたい方にとって、佐世保市は暮らしやすいまちといえるでしょう。
※出典:ホームメイト「佐世保市の住みやすさ」
周辺都市へのアクセスが良い
佐世保市は、周辺都市や空港へのアクセスが良い点も魅力です。
高速道路を使えば福岡市内まで約1時間30分で到着でき、JR佐世保駅からJR博多駅へも2時間以内で移動できます。
さらに、長崎空港へは佐世保駅発の高速バスが運行しており、飛行機を利用した移動もしやすい環境が整っています。
こうした陸路と空路の利便性から、佐世保市は出張や帰省、週末のレジャーにも便利な立地といえるでしょう。
佐世保市の交通利便性

ここでは、佐世保市の公共交通について解説します。
- 鉄道
- バス
- 高速道路
それぞれの運行エリアや利便性について押さえておきましょう。
鉄道
九州旅客鉄道(JR九州) | 佐世保線:三河内駅 – 早岐駅 – 大塔駅 – 日宇駅 – 佐世保駅(全14駅) 大村線:早岐駅 – ハウステンボス駅 – 南風崎駅(全15駅) |
松浦鉄道 | 西九州線:すえたちばな駅 – 江迎鹿町駅 – 高岩駅 – いのつき駅 – 潜竜ヶ滝駅 – 吉井駅 – (北松浦郡佐々町を経由) – 真申駅 – 棚方駅 – 相浦駅 – 大学駅 – 上相浦駅 – 本山駅 – 中里駅 – 皆瀬駅 – 野中駅 – 左石駅 – 泉福寺駅 – 山の田駅 – 北佐世保駅 – 中佐世保駅 – 佐世保中央駅 – 佐世保駅(全57駅) |
佐世保市内では、JR九州と松浦鉄道の2路線が利用可能です。
JR佐世保線は佐世保駅から佐賀県方面へ向かう路線として大町駅や武雄温泉駅を経由。
JR大村線は早岐駅から分岐し、長崎県大村市や諫早市へと続きます。
一方、松浦鉄道は佐賀県と長崎県を結ぶ第三セクター鉄道で、佐世保駅から佐賀県有田町方面へと運行しているのが特徴です。
市内を幅広くカバーする鉄道網により、市外への移動だけでなく、通勤・通学にも便利な交通環境が整っていると言えるでしょう。
バス
佐世保市内の路線バスは、2025年7月現在、西肥バスが中心となって運行しています。
市内各地を網羅するほか、長崎市・大村市・平戸市・佐賀県方面への広域アクセスも可能です。
また、高速バスについては、長崎市や福岡市へ向かう便に加えて、関西方面(神戸・大阪・京都)へ向かう夜行バス「ユタカライナー」も運行しており、県外への旅行や帰省時の交通手段として活用できます。
高速道路
佐世保市内には西九州自動車道が通っており、福岡市や佐賀県武雄市方面への移動に便利です。
また、市中心部には佐世保みなとICや佐世保中央ICが通っているため、JR佐世保駅や商業施設へのアクセスにも優れています。
さらに、佐世保大塔ICを利用すればハウステンボスまで約10分で移動できる点もメリットです。
このように、市内外の主要エリアへの交通網が整っているため、日常的に車で移動する機会が多い方にも暮らしやすい地域と言えるでしょう。
佐世保市内で注文住宅におすすめのエリア

佐世保市内で注文住宅を建てるのにおすすめのエリアは以下の3つです。
- 小佐世保エリア
- 日宇エリア
- 早岐エリア
さっそく各エリアの特徴を見ていきましょう。
小佐世保エリア
佐世保市北部、烏帽子岳のふもとに広がる小佐世保エリアは、高梨町を中心に落ち着いた住宅街が形成されています。
坂道や石段が多いものの、市中心部のアーケード街「さるくシティ4○3」までは徒歩20分ほどで、路線バスも定期運行されているため、生活利便性は良好です。
自然と利便性の両方を重視したい方におすすめのエリアです。
小佐世保エリアで家を建てたい方は、永代ハウスの分譲地情報もご覧ください。
日宇エリア
佐世保市中南部に位置する日宇エリアは、日宇町や黒髪町など10の町で構成され、近年は2021年に誕生したニュータウン「ひうみ町」により注目度が高まっています。
昭和初期から住宅開発が進み、現在ではイオン大塔ショッピングセンターをはじめとする大型商業施設やロードサイド店舗が充実し、日常の買い物に困ることはありません。
また、市役所の支所があるため、行政手続きも行いやすく、ファミリー世帯に特におすすめのエリアと言えます。
早岐エリア
佐世保市南東部にある早岐エリアは、早岐や花高を中心とした海沿いの地域です。
毎年5〜6月に開催される「早岐茶市」では、地元の海産物や農産物、工芸品などが並び、多くの人でにぎわいます。
豊かな自然と歴史を感じられる一方、JR佐世保線と大村線の両路線が利用できるため、長崎市や佐賀県方面など九州各地へのアクセスも良好です。
海風の中でのんびりと暮らしながら、交通利便性も重視したい方におすすめのエリアです。
早岐エリアで家を建てたい方は、永代ハウスの分譲地情報もご覧ください。
佐世保市での土地探しについては、以下の記事も併せてご覧ください。
>>「佐世保市の土地探し|土地価格推移やおすすめエリアの売買事例を解説」
佐世保市で住みやすいエリアをお探しなら永代ハウスにご相談を
佐世保市は、豊かな自然と温暖な気候、各種支援制度の充実度から、幅広い世代の方が住みやすいまちと言えます。
特に、小佐世保・日宇・早岐エリアは自然環境と生活利便性のバランスに優れ、落ち着いた暮らしをしたい方におすすめです。
佐世保市で自分に合った暮らしができるエリアをお探しの方、注文住宅の建築を検討されている方は、ぜひ永代ハウスにご相談ください。
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