永代ハウス佐世保

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佐世保市でおすすめの平屋デザインとは?おしゃれな建築事例を紹介!


はじめに

海と山の近さ、坂道の多さ、潮風と雨の強さ。地形も気候も個性豊かな長崎県佐世保市。そこに、平屋ならではの段差の少ない暮らしやすさ。深い軒や中庭、横にのびる大屋根。――この街の景色によく似合うでしょう。この記事では、佐世保の地域名を手がかりに、土地のクセを活かす平屋デザインの考え方と、おしゃれな建築事例を施工例からご紹介します。

第1章 なぜ佐世保×平屋なのか


・坂と段差の街:対して、ワンフロアなら毎日の上り下りが少なく、将来の可変も容易。玄関~LDK~寝室までの「一直線動線」がつくりやすい。
・海風と雨への備え:深い軒×縦すべり窓×庇で、風を取り込みつつ雨をいなす。平屋は外皮が低い分、風圧の影響を分散しやすい。
・景色を切り取る設計:視線が低い分、庭の緑や遠景の山並みを額縁のように見せられる。コの字・ロの字の中庭でプライバシーと採光を両立。

第2章 エリア別×土地×平屋の相性


〔中心部(島瀬・戸尾・栄町周辺)〕
コンパクトな敷地が多め。平屋なら「細長い敷地+L型中庭」や「半中庭+吹抜け」で光を採る。街なかは外構の目隠し計画が鍵となることも。

〔早岐・広田・大塔エリア〕
商業利便性が高く、区画整理地も点在する。東西に長い整形地なら大屋根+深い軒+回遊動線で家事ストレスゼロを狙う。

〔日野・大野エリア〕
学校・公園が充実する住宅地。二台並列駐車+屋根付きアプローチ+土間収納をセットに。夕日の西日対策(袖壁・ルーバー)が効く。

〔相浦・中里エリア〕
海風を活かす通風計画が肝。北側にハイサイド窓、南庭は深い庇+デッキで半外空間をつくり、夏場の熱を防ぐ。

〔針尾・ハウステンボス周辺(崎岡町・ハウステンボス町)〕
景観との調和を意識する。勾配屋根+木と金属のミックス外壁で静かなリゾート顔。夜景や水辺の反射光を室内に招く窓計画が楽しいです。

〔三川内・世知原エリア〕
里山の緑を借景に。切妻屋根×木製サッシ風の意匠で民家モダン。薪ストーブや土間リビングが似合う。

〔小佐々・鹿町エリア〕
海沿いでは塩害配慮が必須。ガルバリウム鋼板の高耐食仕様、ステンレス金物、開口部は雨仕舞をしっかりと。植栽は潮風に強い常緑を選ぶ。

第3章 佐世保の風土に映える平屋デザイン案10選


1)大屋根+深い軒…夏の直射をカットし、冬は陽を招く。玄関庇と一体化して迎える顔を丁寧に。

2)コの字・ロの字の中庭…視線を遮りながら明るさを確保。デッキと連続させて外部リビングに。

3)黒ガルバ×木(レッドシダー)…海と山の色に映える定番。重くなりすぎないよう庇裏の木目で軽快さを。

4)白塗り壁×瓦or立平葺き…港町の清涼感を演出。雨筋対策に水切り・庇を長めに設計。

5)玄関土間+家事一直線…玄関→パントリー→キッチン→ランドリー→物干し→WIC→寝室。回遊で渋滞ゼロ。

6)小上がり畳×下部収納…段差をデザインし、視線に抑揚をつくる。来客時の簡易寝室にも。

7)連窓ハイサイド+縦すべり…風の抜けを確保。夜は高窓から星空を。

8)スリット塀×植栽の二重目隠し…街なかでも閉じすぎない。風と視線のコントロールが肝。

9)軒天木目×外部木部の保護…海風対策として塗装サイクルを計画に組み込む。メンテは素材選びから。

10)照明は低く、あたたかく…足元と手元に必要十分。外構は、間接+足元で夜景に溶け込むように。

第4章 海と暮らす外壁・屋根の選び方


平屋は屋根が顔。海沿いでは、立平葺きのガルバリウム+深い軒が映える。色は黒・ダークグレーが定番だが、白壁とのツートンや、木部の挿し色で軽さを出すと上品。外壁は塗り壁も美しいが、雨筋対策に水切り・庇・見切り材の設計精度が問われる。屋根・外壁・外構・植栽がそろって初めてデザインは完成する。ディテールの積み重ねが、おしゃれの近道です。

第5章 間取り計画のコツ


・中庭or風の通り道を最初に決める:採光・通風・プライバシーの三大要件を満たす近道。
・一直線動線+回遊:LDK—洗面—ランドリー—物干し—WIC—寝室をひと筆書き。家事時間を短縮。
・座る場所を散りばめる:ベンチ窓、畳コーナー、庭の縁。居場所が多い家は、家族の距離もやさしい。
・将来可変:子ども室は可動収納で2→1へ、主寝室はベッド2台→介護ベッドにも対応できる間口に。

第6章 仕様と性能の考え方(佐世保仕様)


・塩害対策:外壁は高耐食ガルバや厚膜塗装品、金物はステンレス/溶融亜鉛めっき。外部木部は庇下を基本に。
・雨仕舞:庇・水切り・開口部上の小庇を多層に。水平面は勾配と排水経路を明確に。
・断熱と通風のバランス:窓は開けられる位置に。夜間通風を想定して防犯面にも配慮。
・メンテナンス設計:塗替え・清掃・点検ルートを最初から図面に落とし込む。長く美しく住まうための設計の約束。

第7章 外構と植栽で完成させる


平屋は地面に近い。だから外構が主役級です。デッキ・テラス・アプローチの素材、カーポートの位置、塀の透け具合、そして植栽。常緑(シマトネリコやソヨゴなど)で視線を受け止め、落葉(モミジやカツラ)で季節の彩りを重ねる。夜は低い照明で陰影をつくると、控えめで上品。

第8章 よくある失敗と回避策


・軒ゼロで雨筋が目立つ→庇を厚く、雨水の逃げ道を設計。
・西日の熱でLDKが暑い→袖壁・外付けスクリーン・軒の出で一次遮蔽。
・擁壁や造成費で予算オーバー→土地購入前に概算を把握。高低差の活かし方(土留め兼ベンチ等)を検討。
・駐車2台の出し入れ渋滞→並列配置+回転スペースを外構計画に先入れ。

第9章 依頼先を選ぶ視点


佐世保の工務店・設計事務所は、潮風・豪雨・坂道というご当地条件への知見が厚いかが要。過去の平屋実例を見学し、雨仕舞と外構の納まり、通風の効き方、メンテ提案までをセットで確認しよう。打合せでは、暮らし方のヒアリング(起床~就寝の動線・趣味・来客頻度)と将来可変の考えを深掘りしてくれる先がおすすめ。永代ハウスもご見学ください。

チェックリスト 佐世保で平屋を建てる前に


□エリアの風向き・西日・眺望を現地で体感したか
□駐車2台+回転スペースを外構と同時に描いたか
□雨の日の動線(買い物帰り・洗濯)をシミュレーションしたか
□物干しの内外2wayを確保したか(ランドリー直結+軒下)
□メンテ周期(外部木部・塗装)と将来費用を把握したか
□夜景・照明計画で住まいの夜の表情を作ったかまとめ—横にひろがる豊かさを、佐世保で
平屋は、家族の目線がそろい、庭と部屋がほどよく混じり合う住まい。佐世保の海と山と街並みによく似合います。地域の地形・風・光に耳を澄ませながら、あなたの暮らしにぴったりの平屋デザインを見つけましょう。まずは気になるエリア、たとえば早岐・広田・大塔、日野・大野、相浦・中里、針尾・ハウステンボス周辺、三川内・世知原、小佐々・鹿町で、土地を歩いてみる。その一歩が、心地よい平屋づくりへの最短ルートです。

ケーススタディ 平屋×ダウンリビング


少し段をつけたリビングには、腰掛けやすいベンチを2辺に渡ってつくり、リラックスできる空間をつくりました。家族と目線が合いやすく、距離も近づく設計です。平屋ならではの、ゆったりとした間取りを落とし込みました。

Address:長崎県佐世保市
1階:142.43㎡43.08坪
2階:-㎡-坪
建築面積:149.05㎡45.08坪
敷地面積:345.40㎡104.48坪
Year:2023

・コの字型になった外観の平屋。植栽やガビオンなど、表情が豊かな外構デザインが目を惹く
・ナチュラルな雰囲気で出迎えてくれる玄関。軒天井や目隠しのルーバーなど、木目が優しい雰囲気の演出に
・他の空間より一段下がったダウンリビング。大きなFIX窓からの日当たりは気持ちよく、空間をより広く感じられます
・ダウンリビングはしっかりくつろげるように空間をあえて仕切って、開放感を味わえるようにしています
・横1800mの造作洗面台は、朝の忙しい時間にも身支度しやすい設計。収納もばっちりで、洗濯もここ1箇所で済む家事楽設計です
・プライバシーを考慮した掃き出し窓に、間接照明と木目のデザインがナチュラルに感じられる主寝室
・居室は間仕切りができて、家族に合わせて使うことができる設計です