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【佐世保市】注文住宅に重要な断熱材の種類と選び方を解説!佐世保市周辺の気候やUA値も

第1章 なぜ「断熱材」が注文住宅でそれほど大事なのか

佐世保市で注文住宅を建てるとき、「間取り」や「デザイン」と同じくらい大切なのが、実は目に見えない部分である断熱材です。
どんな断熱材を、どのレベルまで採用するかで、冬の暖かさ・夏の涼しさ・光熱費・家の寿命まで、大きく変わってきます。

とくにこれからは、2025年4月から原則すべての新築住宅で省エネ基準への適合が義務化される予定であり、断熱性能への関心はさらに高まっています。https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001519931.pdf

「最低限クリアすればよい」から「どこまで性能を高めるか」を考える時代に変わりつつある、といってよいでしょう。


第2章 佐世保市周辺の気候の特徴と家づくり

佐世保市は長崎県北部、九州の西側に位置する温暖なエリアです。
平年値では年平均気温が約17℃、年間降水量はおよそ1,900〜2,000mmとされ、全国的に見ても雨の多い地域に入ります。
https://weather.time-j.net/Climate/Chart/sasebo

・真冬でも氷点下になる日は多くない
・夏は蒸し暑く、湿度が高い
・台風や豪雨の影響を受けやすい

といった特徴があります。

つまり「北海道のような厳寒地」ではありませんが、夏の暑さ・湿気・台風対策も含めて、バランスよく家を守る仕様が求められます。
省エネ基準の地域区分では、佐世保市は7地域(温暖地)に分類されており、この地域に合った断熱基準が設定されています。


第3章 まずは基礎知識:「UA値」とは何か?

断熱材

断熱性能を表す代表的な指標が「UA値(外皮平均熱貫流率)」です。
UA値は、家全体の外皮(屋根・壁・床・窓など)から、どれだけ熱が出入りするかを表す数値で、数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001443042.pdf

  • UA値が大きい→熱が逃げやすく、エアコン効率も悪い
  • UA値が小さい→熱が逃げにくく、冷暖房が効きやすい

なお、UA値は断熱材だけでなく、窓・玄関ドア・換気方式など、外皮全体の仕様から計算されます。
そのため、「いい断熱材を入れた=必ず高性能な家」とは限らず、家全体のバランス設計が重要になります。

近年は、国の断熱等性能等級(等級4〜7)や、民間基準のHEAT20(G1・G2・G3)など、複数の基準が使われていますが、いずれもUA値をベースに性能レベルを示しています。


第4章 注文住宅でよく使われる断熱材の種類

ここからは、戸建ての注文住宅でよく採用される代表的な断熱材の種類を整理します。

  1. グラスウール(ガラス繊維系断熱材)
     最もポピュラーな断熱材。鉱物繊維を綿状にしたマットやボードです。
  2. ロックウール(鉱物繊維系断熱材)
     玄武岩などを原料にした繊維系断熱材で、耐火性・遮音性にも優れます。
  3. ポリスチレンフォーム(EPS・XPS)
     発泡スチロールのようなボード状断熱材。基礎や外張り断熱に使われることが多いです。
  4. 硬質ウレタンフォーム(現場発泡・ボード)
     現場で発泡させて隙間なく充填するタイプや、工場成形されたボード状のものがあります。施工ムラが生じにくく、良いC値が期待できる断熱材です。
  5. セルロースファイバー
     新聞紙などの再生紙を原料にした自然系断熱材。調湿性や防音性に優れます。
  6. 木質系断熱材(木繊維ボードなど)
     木の繊維をボード状にしたもの。環境負荷の少ない断熱材として注目されています。

佐世保市で建てる注文住宅でも、上記のいずれか、または複数を組み合わせて採用するケースが一般的です。


第5章 断熱材ごとのメリット・デメリット

5-1グラスウール・ロックウール

メリット

  • 材料コストが比較的安い
  • 多くの工務店が慣れており、流通量が多い
  • ロックウールは耐火・遮音性能に優れる

デメリット

  • 隙間なく施工しないと、性能が出にくい
  • 壁内の湿気対策(防湿シート・通気層など)が重要

施工精度次第で性能に差が出やすいため、現場管理がしっかりしている会社かどうかがポイントです。

5-2発泡プラスチック系(ポリスチレンフォーム・ウレタンフォームなど)

メリット

  • 断熱性能が高く、厚みを抑えやすい
  • 現場発泡タイプは、細かい隙間まで充填しやすい
  • 吸水しにくく、安定した性能を保ちやすい

デメリット

  • グラスウールなどより材料費が高いことが多い
  • 火災時の挙動(燃え方・煙)に配慮した仕様選定が必要

基礎断熱や外張り断熱など、「断熱ラインをシンプルに取りたい」プランと相性が良い断熱材です。

5-3セルロースファイバー・木質系断熱材

メリット

  • 調湿性に優れ、結露リスクを抑えやすい
  • 防音性が高く、静かな室内環境をつくりやすい
  • 再生紙や木を原料とした環境配慮型の素材

デメリット

  • 専門工法のため、採用できる工務店が限られる。自社施工は要注意。
  • 初期コストは高めになりやすい

「素材感」「環境負荷」を重視する方や、長く快適に住みつなぐ家を検討されている方に適した選択肢といえます。


第6章 佐世保市で目指したい断熱性能(断熱等級とUA値の目安)

先ほど触れたように、佐世保市は7地域(温暖地)に区分されます。
この地域での、断熱等性能等級ごとのUA値の目安は、概ね次のように整理されています。

  • 等級4(旧・次世代省エネ基準):UA値0.87W/㎡K
  • 等級5(ZEH水準):UA値0.60W/㎡K
  • 等級6:UA値0.46W/㎡K
  • 等級7:UA値0.26W/㎡K

省エネ基準の義務化で求められるのは、基本的に等級4〜5相当ですが、
佐世保市の多くの工務店では、

  • 将来のエネルギー価格上昇
  • 健康・快適性
  • 資産価値の維持

といった観点から、等級6(UA値0.46前後)を目標水準としているケースも増えています。

もちろん、断熱性能を上げれば上げるほどコストはかかるため、
「ご家族のライフスタイル」「予算」「設備仕様」とのバランスを見ながら決めていくことが大切です。


第7章 断熱材の選び方①:暮らし方と間取りから考える

断熱材選びでは、性能値だけでなく暮らし方・間取りも重視しましょう。

  • 吹き抜けや大開口のあるLDK
     →空間が大きくなる分、断熱性能を高めておくと夏冬の温度ムラを抑えやすい。
  • 平屋や広いワンフロアの間取り
     →屋根面からの熱の出入りが大きくなるため、屋根・天井の断熱仕様を厚めに。
  • 書斎・趣味室・寝室など、長時間こもる部屋
     →外壁側の断熱・窓性能を高めることで、エアコンの効きと静粛性が向上。

また、佐世保市は湿度が高く、台風も多い地域です。
壁内結露や湿気のこもりにくさも重要なポイントになります。
調湿性を持つ断熱材や、透湿・防水シート、通気層などの組み合わせをきちんと設計しているか、確認しておくと安心です。


第8章 断熱材の選び方②:コスト・メンテナンス・施工性

断熱材は「入れて終わり」ではなく、何十年も性能を維持できるかどうかが重要です。

  1. コストとのバランス
     初期費用だけでなく、光熱費の削減効果や、将来のリフォーム費用も含めた「トータルコスト」で考えることをおすすめします。
  2. 経年劣化への強さ
     湿気を吸ってへたりやすい断熱材かどうか、シロアリの影響を受けやすい部位に使われていないかなど、長期視点でチェックしましょう。
  3. 施工性・現場体制
     どれだけ高性能な断熱材でも、施工が雑だと性能が出ません
     現場の職人さんが慣れている工法か、断熱・気密のチェック体制があるか、といった点も確認しておくと安心です。

見積もりや仕様書には、
「断熱材の種類・厚み・施工部位」
「UA値・断熱等級」
などが記載されているはずです。わからない用語があれば、遠慮なく担当者に質問してみましょう。


第9章 断熱材だけで終わらせない。窓・気密・換気とのセットで考える

快適で省エネな注文住宅にするには、断熱材だけでは不十分です。

  1. 窓(サッシ・ガラス)
     熱の出入りが最も大きいのは窓まわりです。
     アルミ樹脂複合サッシから樹脂サッシへ、単板ガラスからLow-E複層・トリプルガラスへと性能を高めることで、体感温度は大きく変わります。
  2. 気密性能(C値など)
     いくら断熱材を入れても、隙間風が多い家では性能が十分に発揮されません。
     気密測定を実施しているか、C値の目標値をどの程度に設定しているかも、工務店選びのチェックポイントです。
  3. 換気計画
     高断熱・高気密の家ほど、計画的な換気が重要になります。
     換気システムの種類(第1種・第3種など)やメンテナンス性、フィルター交換のしやすさも確認しておきましょう。

UA値は、これら外皮全体の性能の結果として決まる数値です。
「断熱材のスペックだけ」で比較するのではなく、窓・気密・換気も含めてトータルで検討することが大切です。


第10章 まとめ:佐世保市で納得できる断熱仕様を決めるために

最後に、本コラムのポイントを整理します。

  • 佐世保市は温暖な一方で雨が多く、湿度や台風の影響も考慮した家づくりが必要。
  • 省エネ基準の地域区分では7地域に属し、UA値を使って断熱性能を評価する。
  • グラスウール・発泡プラスチック系・セルロースファイバー・木質系など、断熱材にはそれぞれメリット・デメリットがある。
  • 佐世保市で注文住宅を建てるなら、将来的な省エネ義務化や光熱費を考え、少なくとも等級5、できれば等級6レベルの断熱性能を検討したい。
  • 断熱材の種類だけでなく、窓・気密・換気とのセットで性能を確認することが重要。

注文住宅の断熱仕様は、図面や見積書だけを見ても分かりにくい部分です。
気になる点があれば、「なぜこの断熱材なのか」「UA値はいくつなのか」「将来のエネルギー価格が上がっても大丈夫か」など、遠慮なく質問してみてください。

佐世保市での家づくりが、一年を通して快適で、光熱費にもやさしい住まいになるよう、断熱材とUA値の基本を知ったうえで、ご家族に合った注文住宅の計画を進めていただければ幸いです。ぜひ、永代ハウスにもご相談ください。